Studies

研究:スタンフォード連携ユニット

「スタンフォード連携ユニットは、主に「カルチュアルダイバーシティ研究」、「東アジア関係研究」、「少子高齢化問題研究」、「innovation研究」の4つの研究テーマを柱としており、国際研究・教育の進展、国際的に通用する人材の育成に大変重要な役割を担っています。

 国籍、年齢、性差、個々人のライフスタイル、価値観の違いなどを認めることが重要なグローバル時代にありながら、東アジア、特に日本と韓国では、自らの民族的優越性を強調する排他的意識が強く残っています。少子高齢化が進行し現実的な切迫感も増加している状況に置かれている日韓両国は、世界各国から優秀な人材を集め、技術的なイノベーションをなしとげ、21世紀における真のリーダーとなるべく、多種多様な人種や文化を受け入れ、文化の違いを尊重する中で多様性を拡大していく先進型社会を作らなければなりません。そして東アジアにおいて深刻な問題である歴史認識問題を前向きに解決していく上でも、このダイバーシティの思想が重要といえます。

 このような時代的背景と問題意識のもと、本ユニットでは、世界的に著名な専門家であるスタンフォード大学のGi-Wook Shin教授をシニアアドバイザーとして招へいし、日本と韓国のみならず香港やシンガポールなどアジアの多くの国の文化的多様性に関する研究を本格化して新たな社会的アジェンダを開発し、これを公論化したいと考えています。さらに、本研究の結果をもとに、文化的多様性を高める教育プログラムの開発と政策提案を模索します。本研究チームの貢献により、アジア太平洋地域の先進型社会研究をリードし、加えて世界トップレベルにある大学間の研究教育ネットワーク形成に努めることで、九州大学はアジアにおけるCultural Diversity研究拠点構築を目指します。


 ※2016年3月31日をもち、本ユニットにおける研究は終了しました。